手術当日
いよいよ手術当日となりましたが、夫は不安な様子も見せ
ず落ちついていました。前日は夜も眠れなくなる方もいる
そうですが、夫は全く平気そうでした。本当に強い人だと
思います。私などは一人で待つことが出来ないので、次女
に一緒に来てもらいました。
予定どうり手術は始まり、当初の予定より少し遅れて終わ
りました。そして麻酔が覚めるまでの間に、先生からの説
明がありました。
術前の説明どうり、胃と小腸をつなぐバイパスを行い、小
腸の狭窄部分は切除したという事で、切除した小腸を見せ
てくれました。
あまり気持ちの良い物ではありませんが、しっかり説明を
聞いたり、見たりして夫や家族に説明しなければなりませ
ん。
小腸の狭窄部分は水を流してみたが、なかなか通らなかっ
たと言われました。「よくこんな状態で生きてこられまし
たね」と先生もびっくりしてました。
切除された小腸は切り開かれていましたが、外側まで
グチャグチャになって、およそ腸というイメージからは
かけ離れたものでした
そして近くのリンパ腺もいくつか腫れていたので、切除し
て検査に回したそうです。