momo2994のブログ

5年7ヶ月にわたる小腸がんの闘病生活、最後は大好きな自宅で家族に見守られながら旅立った夫の闘病記です。

頭パニックと言ったり、治まったり

11月29日

前日からあまり食べなくなり

この日は朝お粥を3~4口、昼もプリンを少し

食べただけで、起こさないと

ずっとウトウトしていました。

 

毎週水曜日の午前中に、看護師のSさんに

洗髪に来て貰っていたのですが

この日はSさんが来た時は寝ていました。

Sさんは夫の呼吸が気になるのか

時計を見ながら数を数えていました。

大きな息で呼吸数が少なくなっていると

言ってました。

看護記録には、深大性呼吸と書いてあり、

調べてみてもあまり良いことは書いてありません

 

Sさんに声をかけて貰ってやっと眼が

覚めたみたいでした。

眠くてしゃーないと言いながら

少し咳が出そうになったので

咳をしようとしたのですが、痰が絡んで

なかなか出ず苦しそうでした。 

Sさんはお茶を飲むと痰が切れると言ったので

夫はお茶を飲んで咳をすると、上手く出ました

 

Sさんは洗髪の用意までして来てくれたのに

起こされた夫は機嫌が悪く

洗髪はもういいからと言いました。

Sさんはそれではホットタオルで拭きましょうか

と言うと、夫ははよ終わらせてや、頭パニックになってると言いました。

 

前日にあいたパウチの上の小さな穴は

少し大きくなって来たみたいでしたが

そのまま、当てていたガーゼを交換しました

大きくならなければ良いのですが

やはり心配でした。

その時に、私が前の日に言った

次の日曜日に孫の誕生パーティーをするという事を何故か夫は思い出し、Sさんに皆んなまとめてするんやでと嬉しそうに言ってました。

 

そして夫はSさんに洗髪の代わりに

マッサージを頼みました。

両足と右腕を丁寧にマッサージして貰い

夫はまたウトウトし始めました。