momo2994のブログ

5年7ヶ月にわたる小腸がんの闘病生活、最後は大好きな自宅で家族に見守られながら旅立った夫の闘病記です。

こんなの家で看護出来るレベルじゃないと…

11月14日 この日は退院の日でした。

13日にいきなり大きな傷口が出来、

慌てた私がパニックになったせいで、

夫が救急車でK病院に運ばれました。

帰るにしても平日で、男手が無く

ケアマネさんに頼んでいたのですが

介護タクシーの手配はしてくれたのですが

2階へ夫を上げるのに当てにしていた

ケアマネさんがどうしても用事で

来られなくなりました。

 

夫は胃ろうやドレーンがあり、おんぶして階段を上がる事は出来ません。

私は、次女がもう無理できない程病気が悪くなって来てたので自分で夫を何とか上げようとしました。

 

私は上から夫の両脇を抱えて、階段を一段ずつ

上へ上げて行きました。

次女にはチューブや夫の足を持ってもらい何とか

無事に夫をベッドまで運びました。

次女も朝行っていたパン製造の会社を辞めました

 

夫は帰ってからは落ち着いていましたが

廃液は全く出ませんでした。

やはり液が出ないと

どうしても嘔吐してしまいます

 

この日来てくれた看護師さんは責任者の 

Kさんでした。

Kさんは退院時にはいつも来てくれてました

そして夫の様子を詳しくチェックしながら

病院での事を看護記録似書いてくれました。

 

その後帰る時看護師さんは、

夫がいない一階で

もうこんな酷くなったら

家で看護出来るレベルじゃないと言いました

 

腸に穴が空き、ドレーンからあまり液が出なくなると皮ふを破って腸液が出てきました。

大きな穴になり、 

また膝裏にまで溜まっていました。

先生によるとまだどこに溜まって

穴が空くか分らないと言ってました。

 

果たして最期まで私は、看護師さんの助けを

借りながら、看病出来るのでしょうか

看護師さんはプロですからこんな事も

よく知っておられると思います。

何とか夫も頑張って欲しい

私も何とか頑張って行こうと思いました。

 

たとえどんなにレベルになったとしても