momo2994のブログ

5年7ヶ月にわたる小腸がんの闘病生活、最後は大好きな自宅で家族に見守られながら旅立った夫の闘病記です。

入浴はダメ、洗髪はOK

高カロリー点滴をやめて500mlのソルラクト(維持液)だけになったので、お茶は1日500~600mlは飲んでいたのですが、廃液は少なく400~600mlくらいでした。尿は色が濃くなり量も少なく1日3~4回になっていました。

 

先生からは危険な状態と言われていましたが、夫はそんな様子は全く感じられませんでした。

入院中の夫とは別人の様に、今迄通り穏やかにゲームをしたり、新聞を読んで私と喋ったりしていました。

黄疸やむくみで手足が腫れたりしていたので、料理こそ出来なかったのですが、ベッドの上で足の曲げ伸ばしや、上半身の体操をしていました。

痛い右足も私が持って少しずつ、少しずつ曲げては伸ばしました。

 

入院する迄は、足の痛みのない時にお風呂も入っていましたが、足が腫れて入院してからは身体を拭くだけでした。

 

ケアマネージャーさんにエアーマットを頼んだ時に、訪問入浴できますよと言われましたが、胃ろうや点滴だけなら良かったのですが、脇腹から腹腔ドレーン(と言うらしいです、お腹から出てるチューブの事です)が出てるので、諦めました。

 

そこで今度は、看護師さんに洗髪を頼んでみたら、出来ますよと言ってくれました。

 

看護師さんはビニールのエプロンやシート、前開きの紙オムツなどを持参して来ました。

そしてペットボトルのフタに穴を2~3箇所あけて下さいと言いました。

お湯を入れてシャワーの様にして使う為に穴をあけていたのでした。

シートの上に紙オムツを広げ、エプロンをした夫をその上に寝かせベッドを上げました。首の周りにはスポーツタオルを巻き、バスタオルも用意してました。

 

そのまま、看護師さんに洗髪をして貰いましたが、やはり少し濡れ夫も体勢がしんどいと言うので、次から座って前かがみでやって貰う事にしました。