momo2994のブログ

5年7ヶ月にわたる小腸がんの闘病生活、最後は大好きな自宅で家族に見守られながら旅立った夫の闘病記です。

改めて、余命の事を言われました

胃ろうの事を言われたM先生に、私はまだ今はそのままで

大丈夫なんですねと改めて聞きました。M先生は、少しで

も身体に余分な物をつけずに退院したいでしょうから、今

すぐ通らなくなるとは思わないので、そのままにしておき

ますと言われました。

そしてこの様な状態になれば、残念ですが余命は月単位だ

と考えて下さい,2ヶ月か3ヶ月かもしれません、ただ1年

2年という年単位はもう望めませんと、言葉を選びながら

慎重に言われました。

前の主治医の嫌がらせみたいな余命宣告や、救急外来で

初めて診てもらった若い先生の余命宣告は、聞き流して

いたところもありましたが、副院長のM先生の言われた

事は、胸に突き刺さりました。

私は涙が出そうになりましたが、夫は聞こえたのか、聞こ

えて無いのか知りませんが、全く知らん顔でした。

その顔を見て私は我に返りました。そうか夫はそんな事は

すでに分かっていたんだ、それであんなに慌てて、体力も

無く自転車ですら5分も走れない状態で、あれこれ身辺整理

をしていたのかと思うと、また胸が一杯になりました。

M先生はその後、在宅療養や介護保険の事は、医療相談室

の担当者か説明に来ますから、何でも不安な事があったら

相談して下さいと優しく言ってくれました。にほんブログ村 病気ブログ がん 闘病記(永眠)へ
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