改めて、余命の事を言われました
胃ろうの事を言われたM先生に、私はまだ今はそのままで
大丈夫なんですねと改めて聞きました。M先生は、少しで
も身体に余分な物をつけずに退院したいでしょうから、今
すぐ通らなくなるとは思わないので、そのままにしておき
ますと言われました。
そしてこの様な状態になれば、残念ですが余命は月単位だ
と考えて下さい,2ヶ月か3ヶ月かもしれません、ただ1年
2年という年単位はもう望めませんと、言葉を選びながら
慎重に言われました。
前の主治医の嫌がらせみたいな余命宣告や、救急外来で
初めて診てもらった若い先生の余命宣告は、聞き流して
いたところもありましたが、副院長のM先生の言われた
事は、胸に突き刺さりました。
私は涙が出そうになりましたが、夫は聞こえたのか、聞こ
えて無いのか知りませんが、全く知らん顔でした。
その顔を見て私は我に返りました。そうか夫はそんな事は
すでに分かっていたんだ、それであんなに慌てて、体力も
無く自転車ですら5分も走れない状態で、あれこれ身辺整理
をしていたのかと思うと、また胸が一杯になりました。
M先生はその後、在宅療養や介護保険の事は、医療相談室
の担当者か説明に来ますから、何でも不安な事があったら
相談して下さいと優しく言ってくれました。
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