momo2994のブログ

5年7ヶ月にわたる小腸がんの闘病生活、最後は大好きな自宅で家族に見守られながら旅立った夫の闘病記です。

もう食べる事が、出来ない

夫の体調は一進一退をを繰り返していましたが、調子の良い時にはまだ豆腐や温泉卵、にゅうめんなどを食べたりしていました。

 

水分も野菜ジュースや栄養ドリンク、青汁、スープといろいろな物を飲んでいました。

 

6月29日にはS先生が来てくれました。この日は月2回の定期の往診日でした。

 

やはり嘔吐の事が心配なので先生にその事を言いました。その結果500mlの点滴(通常の点滴、ソルラクト)を追加する事になりました。

 

高カロリーの様に時間をかけなくても良く、2時間程度で終わるので好きな時間にする事も出来ました。

 

点滴も針を入れる事は私には出来ませんが、チューブを繋ぐ事がやっと出来るようになり、看護師さんは針を入れる時だけの訪問になりました。

 

ところがその後嘔吐がずっと続くようになり、S医院で吐き気止めを貰ったりしていたのですが治まらなくなりました。

 

少しは食べる事が出来たのも束の間の事で、全く喉を通らなくなり、水分も1日コップ1~2杯飲めれば良い方で、追加の点滴は水分補給と言うことからも毎日欠かす事が出来なくなりました。

 

そしてとうとう7月8日には便が出なくなりました。

また次の日から熱も38度を超え、いよいよ夫も覚悟を決めS医院へ相談に行きました。

 

S先生は腸閉塞が進んで来たようですので、K病院で詳しく検査して貰って下さいと言って、K病院の診療予約をとってくれました。