momo2994のブログ

5年7ヶ月にわたる小腸がんの闘病生活、最後は大好きな自宅で家族に見守られながら旅立った夫の闘病記です。

緊急コール、初めてしました

夫のお腹の痛みを抑える為に、アンペック座薬(モルヒネ)を9月12日から使う事になりました。

 

最初10mgを6回分処方して貰いました。その次からは20mgになりました。

 

アンペックのお陰で腹痛も治まり、気分も良くなったのですが、困ったことに今度は胃ろうからの廃液があまり出なくなり、そのせいか嘔吐までする様になりました。

 

そして夜中より始まった痛みがアンペックを使っても引かず、早朝に訪問看護センターへ緊急コールしました。

 

その日の当番の看護師さんは自宅が遠かったので役30分後に来てくれました。

 

看護師さんに嘔吐があり、痛みに座薬も効かないと言うと胃ろうを見てくれました。私が廃液の出が悪いと言うと吸引して見ますと言われました。

 

どうするのか私はやり方をじっと見ていました。胃ろうにお湯をシリンジで注入そして回収を繰り返していました。

回収した液は550ml、注入したお湯は450mlでした。100mlしか引けなかったのですが、夫は暫くしてから痛みも治まって来たようでした。

 

私もほっとして、看護師さんに御礼をと言いました。本当に朝早くから駆けつけてくれて助かりました。これで夜中も安心して過ごせるかなと思いました。

 

朝刊の配達も娘と二人で何とか時間をやり繰りしながら、私が少しでも夫のそばに付いていてあげる事が出来るように、娘も頑張ってくれてました。

 

S先生は痛みに対応する為に、フェントステープも処方してくれました。

夫は出来るだけ薬は使いたくないと言ってましたが、アンペックをその分減らす事が出来るからと言われて、渋々納得したみたいです。

 

そして1mgのフェントステープを、毎日夕方点滴をする時に貼り替える事になりました。