momo2994のブログ

5年7ヶ月にわたる小腸がんの闘病生活、最後は大好きな自宅で家族に見守られながら旅立った夫の闘病記です。

おせち料理

お餅つきが済むと、今度はおせちの用意です。

数の子の塩抜きや、早めに買って冷凍していた海老や肉、

魚類を冷凍庫から出しておきます。これだけは前の晩に

しておきました。

そして大晦日、朝は配達から帰って来て、食事が済んだら

すぐにおせち作りに取りかかりました。勿論夫も大事な

戦力です。夫の担当は、野菜の皮むきと下ごしらえです。

小芋やれんこん、大根、人参と次々に剥いていきました。

大根、人参はついて塩で揉んでくれました。

煮物用の昆布は水で柔らかくしてから、端から結んで切っ

ていきました。

夫が下ごしらえをしてくれた野菜を、私はなますや煮物に

していくだけです。

海老の殻を剥いたり、数の子の筋を取ったり、夫は朝から

大活躍でした。次女はとっくに私の手伝いや、夫の手伝い

をしていましたが、それでも人手が足りません。そして

疲れてくる頃にやっと応援が来ました。

末娘はいつも一家総出で手伝いに来ます。

さつまいもの裏ごしは力のあるパパの仕事です。ハムやか

まぼこを切るのはママとななちゃんです。

その間に魚や海老を焼き、夫やももちゃんは味見係です。

その後、みんなも味見係に加わり、一服してからは

定番のおせちは出来上がったので、あとは娘一家と次女

の出番です。

大量の唐揚げや、フライドポテト、ウインナーなどの

子供や孫が大好きなものが、出来上がって来ました。

毎年この2日間は賑やかで、夫も楽しみにしていました。

去年は、夫が亡くなったばかりで、どうしようとみんなで

言ってたのですが、あんなに楽しみにしていたのだから

お父さんにいっぱいお供えしようということで、夫抜きで

しましたが、やはり寂しかったです。にほんブログ村 病気ブログ がん 闘病記(永眠)へ
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