momo2994のブログ

5年7ヶ月にわたる小腸がんの闘病生活、最後は大好きな自宅で家族に見守られながら旅立った夫の闘病記です。

2回目の腸閉塞

いよいよ痛みと、嘔吐が酷くなり、病院へ行きました。

一応前回の退院の時に、6月のCTの予約はとってあったの

ですが、その前でも嘔吐や発熱などがあれば、すぐに受診

するようにとは言われてました。

午後になると、主治医は手術の為、外来診察はありません

ので、電話をしてから内科の先生に診てもらいました。

検査の結果はやはり腸閉塞でした。

どうやら、バイパス手術をした所より手前の小腸で、閉塞

を起こしていたようでした。

2ヶ月も、持たなかった。食べることも満足にできなかった

もうこれで手術も出来ない、夫はどうなるの?いろんな事

で頭が一杯になりました。

夫はそれでも、平然としていました。

補聴器をしていたので、先生の言われた事は聞こえていた

筈です。もう鈍感なのか、自分を抑えているのか分かりま

せん。

そしてまた、その場で入院が決まりました。

こんな事言っては何ですが、こう頻繁に入院ばかりしてい

ると、保証人のはんこを、いちいち娘に借りるのが面倒

になって、娘の名字のはんこを買って置いていました。

娘も高校時代に作ったはんこを、入院した時に使っていた

みたいで、お互い様でした。

そして私が、書類を書いたり、荷物を取りに帰ったりして

いるうちに、夫は今度は問題なくイレウス管を入れる事か

出来たようで、帰って来ていました。にほんブログ村 病気ブログ がん 闘病記(永眠)へ
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