momo2994のブログ

5年7ヶ月にわたる小腸がんの闘病生活、最後は大好きな自宅で家族に見守られながら旅立った夫の闘病記です。

訪問看護師さん その2

S先生と看護師さんが,夫の身体の状態を確認した後、点滴を始める事になりました。

 

既に届いていた点滴のスタンドは、夫の横に置いてありました。薬局から配達された点滴薬や付属品、持って来て頂いたポンプも揃えてありました。

 

ポンプはスタンドに取り付けられました。このポンプは1時間に流れる量を設定すれば、決まった量が落ちていくので、病院で看護師さんがするように、手で調節する必要はありませんでした。

 

点滴薬は1000ml入の袋で真ん中で仕切られていました。それを両方を一度に押して開通させると、液が黄色に変わりました。

 

光に当たると成分が変化するそうです。それで上から遮光のビニール袋を被せました。

 

そしてチューブと針を繋いで、ポートに入れて行きました。針を刺すときも、夫はそれ程痛くはなかったみたいでした。

 

後はガーゼとテープで、動かないように丁寧に固定してくれました。

 

私は、テキパキと要領よく仕事を進める看護師さんを、じっと見ていたのですが、看護師のKさんは、奥さんも覚えてくれたら、自分でする事ができますよ、と言いました。

 

手順が多くて難しそうでしたが,夫の為にもなるのだから頑張って覚えて、自分でやってみたいと思いました。

 

看護師さんは、最後にこと細かく夫の状態やその時に感じた事、ちょっとした会話などを看護記録に残してくれました。その複写が残っていますので、その記録を参考にしながら、ここへ書いて行きたいと思います。